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ある日判明、「隣の家のWi-Fiに繋がり使うことができる」
Wi-Fiの電波を探しているときに、我が家のものでないWi-Fiは表示されました。我が家のWi-Fiよりも先に表示されていて電波も3つ。なぜ1番近くのものでなく他の家のものが表示されるのだろうと疑問に思っていました。
しばらくは自分の家のWi-Fiが出てくるまで待って接続するようにしていましたが、ある時気づきました。隣の家のWi-Fiにはパスワードがかけられていなかったのです。つまり誰でも簡単に接続できて使えてしまう状態。
本来、家でWi-Fiを使用する際は、ルーターに書かれたIDとパスワードが必要となり、接続したIDに該当するパスワードの入力が必要になります。しかし、パスワードの入力を省略する設定にしたり、ゲスト扱いにすることによりパスワードを入力せずにWi-Fiが使えるようになってしまうとの事。
自分の家のWi-Fiをパスワード無しで使うのは危険?
フリーWi-Fiの浸透もあり、Wi-Fiを無料で使えると言うことに対して抵抗が少なく思われがちですが、実際にパスワードのかかっていないWi-Fiを使う事はとても危険です。スマホでやりとりしている情報を盗まれる可能性があります。Wi-Fi経由で家電を操作しているとしたら、同じことを見ず知らずの第三者ができることになってしまいます。部外者が家の中にいることと同じ状況下を作るのはあまりに危険です。
隣の家のWi-Fi位であれば場所によっては簡単に拾えできてしまいます。それを安易に使うのはやめましょう。パスワードがかかっていなく利用できる状態であればその危険性も昼に教えてあげるべきです。
過去にはWi-Fi無断利用で懲役8年の実刑判例もあります
実際にWi-Fiの無断利用で実刑判決が出ている事例もございます。2017年4月に他人が契約しているWi-Fiの暗号キーを読み取り使用したとして不正アクセス禁止法違反で懲役8年の実刑判決。もともとの求刑は電波法違反で求刑12年でしたから、多少軽くはなっていますが、それでも8年の実刑です。いたずらで済まされる内容ではないことは十分理解できると思います。
もし仮に隣の家のWi-Fiを黙って使っていたとして、すぐにばれると言う事は考えにくいです。Wi-Fiと言うのはいちど繋いだら繋げっぱなし、設定の確認や接続状況の確認をわざわざ見ている人は少ないと思います。ただたまたまそれを見たときに見ず知らずのアクセスがあった、我が家で使っている接続すると数が合わないなどが出たときに調べることになるでしょう。
調べた結果お隣さんが我が家のWi-Fiを使っていたと言うことがわかったら、あなたならどうしますか?少なくともご近所関係の悪化は避けられないでしょう。人としての心を変えても失うことになります。最悪の場合接続していた期間の利用料を請求されても文句はいえません。そういったトラブルを生まないためにも安易に手を出さないようにしてください。
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