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とにかくスマホが安い「ジャンク品」とは一体なに?
ジャンク品というのは簡単に言うと「不良品」ということです。動作不良、欠損、破損などがあり正常に製品を使うことが難しい場合にジャンク品として売り出されます。
ジャンク品のスマホが売られている目的は「部品取り」のためです。現状使用しているスマホが使え無くなってしまった、修理が必要だけど業者に頼むほどでもない、新品の部品は高価で手が出せないなどの理由からジャンク品を購入し、部品を移植し使用するケースが多いです。
そのままの状態では使用することが難しいジャンク品スマホ。販売側も売りにくいのは理解しているので、在庫管理がスムーズに行えるように安価で販売されています。「スマホ ジャンク」で検索してみると、
スマホとは思えないまさに破格。とにかく価格が印象的です。安いスマホ本体を探している方からするととても魅力的な内容ですよね。「これをこのまま使えたら…」なども考えてしまうと思います。
実際ジャンク品のスマホとは一体どの程度の故障品なのでしょうか?実際に売られている商品を見て考えてみましょう。今回はジャンク品の取扱数が多い「HARD OFF」を参考に見てみます。
ジャンク品のスマホ例1.画面割れ
- 型式名:iPhone6s
- 容量:128GB
- 価格:16,200円(税込み)
- ジャンク理由:画面割れのため。初期操作は確認済み
スマホを落下させてしまった為か画面がバキバキに割れてしまっています。この画面割れがジャンク理由とのこと。ただ、写真を見ると画面の割れの他にも気になる点があります。
カメラの周りには傷がいっぱい。乱雑に使う方が使用していたのでしょうか?カメラレンズに傷が付いていたら写真を取ることは出来ませんね。購入してみないとカメラが使えるか確認することは出来ないようです。 |
画面、カメラ周りだけではなくその他の部分も傷がいっぱい。こんな使い方をしていたスマホでは寿命が短いと考えたほうが良いでしょう。 |
ジャンク品のスマホ例2.画面変色
- 型式名:iPhone5s
- 容量:16GB
- 価格:4,320円(税込み)
- ジャンク理由:画面端の日焼け、小傷
こちらの写真で見ると日焼けと言われても分からないレベルですね。iPhone5sだとちょっと古いかなぁ。値段は破格だけど今どき16GBじゃ何も出来ないよと否定的になってしまいます。ただ、商品自体はジャンク品の中では美品ですね。
商品が美品であっても保証が無いと聞くと不安になってしまいます。一時的な動作が行えただけであって使っている中での不備が出てきてもおかしくありませんからね。多少の不具合があっても良い、機能性もそこまで求めない。スマホを持っていないことによる劣等感があるため、スマホを持ちたいという方には良いのではないでしょうか?
ジャンク品はネットで探すのがベスト
ジャンク品のスマホを探すならネット検索が一番手っ取り早いです。ジャンク品はどうしても流通数に限りが出来てしまうため、実店舗をまわって探すとなるとどうしても手間が大きくなってしまうからです。
「ジャンク品 スマホ」などで検索すると全国で売り出されていジャンクスマホがたくさん表示されます。その中で自分の探す機種、ジャンクのランク、価格を見比べてみてください。
ジャンク品のスマホを買う時の心構え
ジャンク品のスマホは安い価格帯で購入することが出来ますが、故障していて使うことが出来ない可能性があると理解して頂けたと思います。「安いのは良く分かった。お金も無いから中古でも我慢は出来る。ただ、使えないことだけは勘弁。」という方へ。ジャンク品スマホを購入する際の心構えについてご説明致します。
’本当にお金が無い時だけしか手を出さないこと’’
’’何年使う予定のスマホなのか明確にしておくこと’’
’’不良が疑われる部品の交換費用を調べておくこと’’
’’買ってみて駄目なら売却することも視野にいれておくこと’’
部品取りという名目で用意されているジャンク品のスマホですから、使えなくても文句は言えないすべて自己責任ということ。返品出来ないと思っておきましょう。
そのうえでジャンク品スマホでいいから安くスマホを持ちたいという方は、こちらの4か条は最低限頭に入れておいてください。簡単に説明すると、「覚悟して買うと決めて、ストレス無く使えたらラッキー。多少の不具合は容認し、使用が難しい場合は対処法を考えておく」ということです。
お金がないのであれば人並みは求めない。自分が我慢するかお金を手に入れる方法を考えなくてはなりませんね。
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