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キャリアと格安スマホの差を理解することが自分に合うスマホを判断する重要な要素
格安スマホの知識がない方に多い誤った見解で多い物のひとつが、「格安スマホは安かろう悪かろう」という考え方です。キャリアの余った通信をおこぼれで使わせてもらっているだけだから、繋がらないことが多そうだし、スマホが必要な時に使えないストレスがあるならキャリアを使い続けて、ストレスのないスマホ生活を過ごしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
一理正しいですね、格安スマホのインターネット通信で例えるとネットの繋がりにくい時間帯というのが揃った意見でまとめられています。お昼休み時間(12時から13時間)と退社時間(17時から18時間)は仕事から開放されたスマホ利用者が一気にスマホ操作を始めるので、そこの時間はキャリア優先のネット回線使用となります。格安スマホ利用者にとってはストレスが多くなってしまう時間帯ですね。
この時間にストレス無く過ごしたい、通勤通学時のスマホ利用を有効に使いたい、昼休みは同僚とランチではなくひとりでスマホ見ながらご飯食べていますなどという人は対策が必要ですね。キャリアを契約して使用する、もしくはモバイルWi-Fiを利用するなどが具体的な策になります。
逆にネット混雑時間(12時から13時、17時から18時)はネットが繋がりにくい状況でも大して問題はないなと思った方は今大手キャリアのdocomo/au/softbankを使い続けていて損している可能性があるので確認が必要です。モバイルWi-Fiを持ち合わせている、この時間にスマホでネット通信を使用しない、子供が生まれて専業主婦になり、いつもこの時間は自宅にいる時間でWi-Fiに繋がっている方などが該当するかと思われます。
ちょっとの差を受け入れることが出来ただけでスマホの月額料金が半額以下に成ったという方が多いのが格安スマホの世界。折角の機会なので自身の生活スタイルと共にスマホ生活を見直してみましょう。
格安スマホとキャリアの差1.インターネットを使用する時間と量がカギ
インターネットを使用する時間に関しては上にも述べた通りになります。これ以外の時間に関しては、キャリアから切り替えても遜色なく使えているという体験談の声が多く寄せられていました。おそらく若干の通信速度の制限はあるのでしょうが、体感的に目に見えて分かる程の差は気付ける人も少ないし、そこまで制限を掛けなければいけない事態も少ないのではないでしょうか。
時間の次にカギになるのが通信量です。昔で言う所のパケット通信量がこれに当たります。今はスマホの登場でネット通信量が莫大に増えてパケット単位だと把握が難しいため、どこもギガバイト単位での料金プランの提示になっていますね(ちなみに1キロバイトで8パケット、一般的な5ギガバイトだと4100万パケット程になります。)
自身で使われている携帯端末の通信量がわからない方は確認してみましょう。docomoならMYdocomo、auならMYau、softbankならMYsoftbankから確認することができます。その通信量が少なければ格安スマホの利用がお得にできるかもしれません。
月の使用GBが1GB程で収まってしまう方はその通信量、一ヶ月数百円でまかなえてしまうのが格安スマホです。もしくは通信量は多いがその大半をWi-Fiで使っている方も同様ですね。安定してWi-Fiが繋がる自宅にいる時間が多い主婦の方であれば月2から3GBの通信量でその他はWi-Fiでフォロー出来てしまう方も多いようです。まずは自分の通信量のGB数、Wi-Fi利用で減らせるのかどうかを検討してみましょう。
5から7GB位が一般的な使用量になります。格安スマホの料金プランをこの客層に優しく作られているものが多いです。もちろん少なければ少ないほど価格自体は下がります。逆に10GBを超えてきて大量の通信量を毎月使用する場合などは客安スマホでも毎月基本料だかで3000円弱掛かります。それに加えこの後に書きますが、格安スマホは電話の通話料が高く設定されているため、ちょっと通話が多い月はキャリアと価格差がないなんてことも起こり得るので注意が必要ですね。
インターネット使用のまとめ
・インターネットライトユーザーに優しいのが格安スマホ
・10GB超えての使用は通話料との兼ね合いでキャリアと価格差つかないこともあるので注意
格安スマホとキャリアの差2.通話する量がカギ
格安スマホを選ぶ際の基準として考えなければいけないことは「通話する量」です。格安スマホというのは通常プランでは通話料金が割高になる傾向が有るため事前に自分がどのくらい通話するかということの目安を持っておきましょう。
あなたは一回の通話の時間はどれほどですか?自身のスマホの通話履歴を見返してみてください。その時間をもとに「30秒20円」のという基準で1ヶ月分の通話料を算出してみましょう。ざっくりした数字ですが、格安スマホの通話料は30秒で20円程が一般的。5分で200円、10分400円…つまり10分の通話を月10回行ったら通話料だけで4000円掛かるということです。めちゃくちゃ高いです。
料金が高くなってしまうことには理由があります。格安スマホも通話し放題などのプランを用意しようと思えば出来ます。(実際に10分以内無料のプランなら10社ほどから提供されています。)
通話プランを押し出してこない理由は「格安スマホの売りは格安であること」です。安さでインパクトを出せなければ新規顧客を掴むことは出来ないというのが格安スマホ各社の心理です。通話プランを用意していろいろオプション乗せたら結局安くならなかったなんて体験談を作っても格安スマホ各社の先が見えないんですよね。まずは間違いなく安くなる構図を作らないと大手3キャリアからの顧客確保は難しいってわかっているんです。
ましてや今の時代SNSやデータ通信を使用した無料通話アプリもたくさん出ているので電話自体無くても困らない人が増えている状況。電話の意義も弱くなっていますのでなおさらですね。通話をほとんどしない方は30秒20円でも回線だけ繋いでおけば安心かもしれません。
もちろん格安スマホと通話を共存させる方法もあります。月々800円程で10分以内かけ放題のプランを追加することが出来るのでご心配なく。
電話使用のまとめ
・通話が多い人は追加料金払ってかけ放題プランを検討しましょう
・通話はほとんど使用しない方でも電話回線を繋ぐだけ繋いでおけば安心